blog
2022/12/22
マンションのお風呂をリフォームしたい方は、計画を立てるために相場や期間の目安を知りたいのではないでしょうか?
また、どの程度まで裁量が許容されるのかも確認しておきたいでしょう。
そこでこちらの記事では、マンションのお風呂をリフォームする際にかかる費用や、ポイントについて解説します。
これからリフォームを検討している方は、ぜひご覧ください。
目次
大前提として、マンションのお風呂は一般的にユニットバスになっています。
ただそのほかにも、在来工法と呼ばれる浴室が存在します。
ユニットバスは、壁やシャワーといった浴室を構成するパーツがまとまっているのが特徴です。
それぞれの部分が一体化しているため、高い防水性を発揮するでしょう。
対して在来工法は、浴室の下地材で防水をして、その上にタイルを貼って仕上げるタイプです。
サイズやデザインの自由性があるため、戸建てで多く採用されています。
実際にマンションのお風呂をリフォームするにあたり、計画を立てるために費用の相場や期間の目安を知る必要があるでしょう。
そこでこちらでは、お風呂のリフォームする際の費用相場や期間の目安について紹介します。
マンションのお風呂をリフォームする際にかかる費用は、施行内容によって異なります。
相場の目安を以下の表にまとめました。
施行内容 | 費用の相場 |
天井・壁・床の修繕 | 10~30万円 |
浴槽の交換 | 10~55万円 |
追い炊き機能のあと付け | 35~85万円 |
ユニットバスの交換 | 50~150万円 |
在来工法からユニットバスへの交換 | 65~150万円 |
物件や既存の浴室の状態によって施行できる内容が絞られる可能性があるため、相場に大きな差が生じています。
これらはあくまで目安として認識し、詳細な費用は業者へ確認するようにしましょう。
マンションのお風呂をリフォームする工期も、施工内容によって異なります。
工事にかかる期間の目安を、以下の表にまとめました。
施行内容 | 工期 |
天井・壁・床の修繕 | 1日~2日 |
浴槽の交換 | 1日 |
追い炊き機能のあと付け | 1日~1週間 |
ユニットバスの交換 | 4日程度 |
在来工法からユニットバスへの交換 | 1週間程度 |
物件や既存の浴室状態によっては施行そのものが困難な場合もありますし、講師の難易度も異なります。
マンションの浴室・お風呂全体をリフォームする場合にかかる費用の中心価格帯は、80〜100万円程度とされています。
負担としては決して小さくありません。
リフォーム費用を少しでも抑えたい場合は、部分的なリフォーム・補修(修繕)といった選択肢もあります。
部分的なリフォーム・補修(修繕)の費用と工期の目安は以下の通りです。
施行内容 | 費用の目安 | 工期の目安 |
換気扇の交換 | 3万円程度 | 1日 |
床材の変更 | 5~10万円 | 1日~2日 |
浴槽の塗装 | 10~20万円 | 1日~2日 |
天井や壁材の変更 | 10~20万円 | 1日~2日 |
リフォーム同様に、補修をしてもらう際も詳細は見積もりを出してもらいましょう。
近隣住民とのトラブルを避けるためにも、マンションのお風呂をリフォームする際は、以下3つのポイントを理解しておきましょう。
1. 見積もりをしっかりと取る
2. 管理規約や規則をチェックする
3. 近隣の住人に挨拶をしておく
順番に解説します。
マンションのお風呂をリフォームする場合、必ず見積もりを取るようにしましょう。
特別なこだわりがない場合は、実績が豊富な業者へ依頼するとよいでしょう。
その際、一つの業者だけに依頼するのではなく、複数の業者へ問い合わせするのがコツです。
複数の見積もりを依頼すれば、自身の要望に最も近い業者が見つかる可能性が高くなりますし、値段の交渉にも利用できるでしょう。
マンションには管理規約や規則があります。
これらには、マンションに居住するにあたってのルールが定められており、その中にはリフォームに関する内容も記載されています。
そのため、工事をする前に入念にチェックしておきましょう。
賃貸物件の場合であれば退去時に原状回復を要求される場合もあるため、大がかりなリフォームをする場合は注意が必要です。
マンションの場合、同じフロアに複数の方が住んでいます。
そのため、工事を行う際には近隣の方々への挨拶を忘れず行いましょう。
工事の内容や工期の目安についても、可能な限り詳しく伝えておくべきです。
施行会社に対しても、近隣の方へお知らせしたい意思を事前に伝えておきましょう。
マンションのお風呂をリフォームするためには、多くの資金が必要になります。
リフォームの種類や場合によっては補助金や減税などを受けられる可能性もあるため、条件を事前に確認して利用できるか把握しておきましょう。
なお、国や各地方自治体が提供する補助金・助成金を活用すれば、費用面の負担も軽減するはずです。
リフォームの目的によっては、工事費の10%分が施行した年度の所得から控除されます。
また、5年以上のリフォームローンを利用した場合には、毎年ローン残高の1%分が控除されます。
実施するリフォームが要件を満たすかについては、リフォーム会社に確認しましょう。
マンションのお風呂をリフォームする際にかかる費用や工事期間は、施工内容によって異なります。
ある程度の目安はありますが、詳細は業者に見積もりを取ってもらったほうがよいでしょう。
また不要なトラブルを避けるためにも、しっかりとした知識を身につけておくべきです。
本記事を参考に、お風呂のリフォームに向けて行動しましょう。