blog
2023/03/29
「片付けてすっきりしたい」とは考えるけど、部屋に物が散乱している片付けられない人には理由があります。
ただ単純に収納が苦手だからってあきらめることありません。
散らかっている物を片付けられない1番の理由は、それらを収納する場所が定まっていないから。
つまり収納する場所=住所と考えれば、家がないから帰れない状態になっているのです。
それぞれの物を収納する定位置を決めてしまえば、きっと片付けられるようになるでしょう。
目次
収納する場所を決めれば、その物の定位置が決まり、片付けられるようになるとお伝えしました。
ただ、これは定位置決めればいいのではなく、定位置に片付けることをしなくては、問題の解決には至りません。
つまり、「片付ける=定位置を決めること」ではなく、「片付ける=決めた定位置に収納する」ということです。
収納する定位置を決めなければ、「片付ける=決めた定位置に収納する」ことができません。ここでは定位置の決めるために必要なことについてご紹介します。
収納スペースに必要以上に物が溢れている場合、使わなくなっている物は断捨離が必要かもしれません。
片付けをする量を減らすことができ、収納スペースを確保しやすくするためにも断捨離は効果的です。
片付けは、どんなものがどれだけあるのかを知ることから始めましょう。
断捨離するのか片付けるのか、どれぐらいの収納スペースが必要なのかを把握することで定位置を決めやすくなります。
使うために片付けるということを意識する。
結局また出すから片付けるのが面倒、だからそのまま置いておこうっていう状態になってないですか?
つまり使用頻度が高い物は出しやすい場所に片付けるということです。
同時に使う物が離れた場所にあると片付けるのが面倒になってしまう原因になります。
例えば、毎日コーヒーメーカーを使ってコーヒーを飲むなら、コーヒーメーカー、コーヒー豆、フィルターなどは同時に使う物、これらの定位置を離れた場所に決めると片付けるのが面倒になってしまいませんか?
だから定位置はどのように使うかも考慮して決めることもポイントです。
逆に週に1回とか、月に1回とか、あまり使わない物ってありますよね。
それらは定位置を遠くに決めても問題ありません。便利な近くに使用頻度の少ない物の定位置にしてしまうと、使用頻度の高い物を片付けるスペースがなく定位置が遠くになってしまう可能性があります。
不便な場所を定位置にしてしまうと片付けなくなってしまうかもしれません。
「片付ける=決めた定位置に収納する」というのは、使用頻度や使い方、出しやすさを考慮することがポイントとなります。
片付けをする目的は、収納するためではなく、使うために行うものだという認識が必要です。
なかなか片付けられない人は片付けること自体が面倒だと感じてしまっているのかもしれません。
そんな人でも、収納することが簡単でシンプルなものであればストレスになりにくいでしょう。
そのためには可能な限り少ない手間で出し入れできるようにしておくことがポイントとなります。
そこでおすすめしたいアイテムがカゴ。大きめサイズのカゴを準備しておいて、とりあえず放り込めば収納が面倒な人でも片付けられます。
慣れてくればカゴを複数準備したり、出し入れしやすいトレイを準備したりして、目的や種類に応じて使い分けることもおすすめです。
片付けられずに物が散乱している部屋は、物が戻る場所を失っている状態。
物の定位置を決めるということは「定位置=住所」つまり家を決めてあげること。
だから物が帰る家を決めることで、戻る場所がわかるので散らからないのです。
すなわち、定位置を決めるだけで「片付ける場所がないからとりあえず置いておこう」、「またいつか使うから片付けなくていいや」ということを無くすことができます。
これが定位置を決めるメリットです。
使った物を定位置に戻す習慣をつけると片付けられないということはなくなります。
これは元に戻すというタイミングを作るということです。
使い終わってすぐに元に戻すことだけをいうのではなく、1日1回でいいので物を元に戻す時間を作るということです。
物が散らかるということが悪いのではなく、片付けられないのが悪なのです。
だから1回元に戻すタイミングを作るだけで、片付けられなかった人も収納できる人に変わります。
なるべく物が見えないように収納を確保した間取りは、すっきりしていて生活もしやすいですよね。
ただこれを実現するためには収納力が欠かせません。
きちんと収納できないと結果的に物があふれてしまうことになります。
計画された間取りを活かすためにも、きちんと収納できる収納力を身に付けましょう。